ワンちゃんのしつけの基本中の基本、「お手」。
最もシンプルで初級のコマンド、「お手」。
ウチの子、(勝手に)卒業しましたけど?
こんなミルクが覚えたはずの「お手」の教え方をご紹介させていただきます。
ミルク(ミニチュアダックスフンド・男) 2018年3月15日生 色:イエロー 性格:ビビり、甘えん坊 好き:散歩、ハンカチ 嫌い:焦げた臭い、大きな音、急な動き |
この記事に書かれていること ・ワンちゃんのお手の教え方 ・しつけの基本的な考え方 |
これからワンちゃんをお迎えする予定の方も、「ウチの子、全然芸ができない」という方も是非お読みください。
「お手」を教える意味
コミュニケーションの最適な手段
ワンちゃんとのコミュニケーションはとても大事です。
その日の体調や機嫌など、ワンちゃんは言葉を話せない分、普段の行動や表情で感じ取ってあげないといけません。
ワンちゃんとの信頼関係の築き方についてはコチラをお読みください。
また、ワンちゃんはとても賢い動物なので、人間の言葉、声のトーン、表情からも、何を求められているかをきちんと理解します。
その上で目と目を合わせる、手と手が触れ合う「お手」というコマンドはとても重要です。
(「お手」はできなくてもいい、という意見もあります。もちろんそうです。芸が苦手なワンちゃんに強要する必要はありません。無理なく、ワンちゃんに合ったコミュニケーションの方法を取ってあげてください)
爪切りやブラッシングがしやすくなる
基本的にワンちゃんは手を握られることは苦手です。
(そりゃそうですよね。ワンちゃんの世界で「手を握る」という行動はないので)
ですが、「お手」を覚えると爪切りやブラッシングの際に手を持ちやすくなるので覚えてくれるととても助かりますw
「お手」の教え方
教える時期は?
「お手」を教える時期はいつでも大丈夫です。
パピーをお迎えしたらまずはトイレ、ご飯など生活に必要なことを覚えさせてからでいいと思います。
しつけや芸の訓練は信頼関係が大事なので、まずは「共同生活」に慣れてからでいいかも知れませんね。
右手?左手?
「お手」は右、「おかわり」は左、などの意見もありますが、どちらでもいいと思います。
なんとなく観察していると、人間のように「利き手」「利き足」があるのでは、と主は考えています(医学的なエビデンスはなしw)
ミルクは右利きです(多分)。おべべ(お洋服)を着せる時も、右足からの方が上げやすそうにしているので。
ただ、一度覚えたら左右を変えないようにはしてあげましょう。ワンちゃんが混乱してしまいます。
具体的な教え方
まずは合言葉を決めます。
普通は「お手!」「おかわり!」だと思いますが、飼い主さんとワンちゃんの間で共通言語が作れればなんでもいいと思います。
「前足!」でもOKですw
「お手!」という掛け声とともに前足を持ちます。
先述の通り、ワンちゃんは手を握られるのが苦手です。初めは嫌がるかも分からないので、毎日少しずつトレーニングしてあげてください。
手を持って「お手!」と言ったら、「おりこうさん!」と言って褒めてあげます。
すぐにおやつをあげて、「この動きをすると褒めてもらえる」という流れを覚えさせましょう。
初めはなかなか集中力も持続しないと思うので、なるべく時間を決めてトレーニングしてあげてください。
ミルクはいつも「特訓はおやつ6粒」と決めてましたw
上手くいってもいかなくても、「今日はここまで!明日も頑張ろうな!」と言って終わりにしてあげます。
最後に、彼の名誉のために世界一の「お手」「おかわり」をご覧ください。
まとめ
・お手を教えると信頼関係が深まる ・お手を覚えると爪切りやブラッシングがしやすくなる ・教える時は毎日少しずつ、ワンちゃんの集中力が続く時間で ・できてもできなくても、一つ動作を終えるごとにとにかく褒めてあげる |
「お手」はワンちゃんの芸の中でも比較的難易度の低めなコマンドだと思います。
焦らずじっくりと、決してできないからといって怒らず、ワンちゃんの個性だと認めてあげてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ミルク
主